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美容部員に相応しい髪型、髪色とは?

美容部員に相応しい髪型、髪色とは?
 
美容部員にとって、「顔」はもっとも重要な要素ですが、これは単純な美醜を示しているのではなく、「自分に合ったメイクをしているか」「そのメイクが自社製品を生かして作られているか」「肌の状態は良いか」ということを示しているのです。お客様の立場だったら、自分よりもメイクが下手な美容部員にメイクのことを教わりたいとは思わないはずですよね。また、「顔」と同じように、美容部員にとって大切にするものがあります。それが、「髪」と「髪型」です。ここでは、美容部員に相応しい髪型と髪色についてご紹介します。
 

 

1、美容部員の髪型と髪色

髪型について

「美容部員の髪型」というと、多くの人が「夜会巻き」を思い浮かべるのではないでしょうか。後ろ髪をまとめて後頭部中央のあたりで処理する方法で、上品さとともに動きやすさを実現する髪型です。美しさと実利を両立したこの髪型は、多くの美容部員に愛されています。また、この髪型をしていれば、お客様の顔にメイクを施すとき、美容部員の髪の毛がお客様にあたらないというメリットがあります。髪の毛が触れると不快ですし、化粧にも悪影響が及んでしまいます。ロングヘアの方なら、多くのケースでこの髪型をしていることでしょう(例外については後述します)。美容部員は華やかな仕事ではありますが、「髪の毛の色」についても定められていることが多いようです。
 

ショートヘアやボブについて

ショートヘアやボブなどもほとんどの企業やブランドでOKとされています。伸ばしたくないと思っている方でも働くことが可能です。美容部員の髪型のルールが厳しいのは、タッピングの際にお客様のお顔にかかってしまうことを避けるためや清潔感を出すためといった理由があります。そのため、店頭では夜会やシニヨンにしなければいけないというルールはあまりないようです。しかし、ショートカットの人は、少しお手入れをサボるとフォルムが崩れやすくなりますので、こまめにお手入れをしたいものです。髪の毛が方にかかるくらいまで伸びてしまったら結ぶか切るかして整えるようにしましょう。また、あまりにも短すぎる髪型(ベリーショートなど)は、ブランド側からの許可がない限りは控えた方が良いでしょう。
 

前髪について

美容部員の前髪は「接客の際に顔が明るく見える」ように整えるのがベストです。どんな前髪かというと、目にかからないように横に流す、もしくは全部上げるのが良いようです。ブランドの顔というお仕事なので、目にかかってしまうような重たい前髪は避けるようにしましょう。前髪を横に流す際は濡らした髪をブラシで内に巻くようにブローすると自然な形になります。長時間保たせるためにアイロンもプラスして癖付けしましょう。柔らかく優しい印象にしたいときにオススメの形です。オールバックはクールで品よく見せるのに効果的です。セットはおくれ毛が出ないよう綺麗にピンで留めます。その際ピンは見えてしまわないように気を付けましょう。前髪はお顔の印象を左右する大事な要素です。セットする際は表情もメイクも綺麗に見えるように心掛けてくださいね。
 

髪色について

6トーンまでの明るさが基本であり、あまりにも明るすぎる色は避けるべきと考えられています。これには、「お客様よりも派手にしてはいけない」ということも含まれていることもあります。
 
 

2、髪型、髪色が自由なブランドの傾向

上では基本的な処理方法について述べてきましたが、髪型は各ブランドで決まりがあることが普通です。「このような髪型にまとめよ」という決まりがあり、基本的にはそれに沿って髪をまとめることになります。
 
しかし、決まりがなく、かなり自由なブランドもあります。特に、その化粧品ブランドのイメージとして、「先進的」「自由」「明るい」「革新的」というものを打ち出している場合、髪型にも制限が少なく、ヘアカラーも自由な傾向にあります。「髪の毛をまとめなければいけない」という規則もゆるやかで、個々人の思い思いの髪型、自分がより魅力的に見える髪型をしていることが多い傾向にあります。
 
「自社でヘアカラーを扱っている」というブランドの場合は、自社製品を使って髪の毛を染めることは、「自社製品のメイク道具を使って顔をつくりあげること」と同様に、自社製品の販売促進に寄与するというメリットもあります。一方で、「店舗の美容部員がみんな同じ髪型、同じヘアトーン」というブランドもあります。このあたりはブランドごとに大きな違いがあります。
 
いずれにせよ、髪の毛のお手入れは非常に重要です。
 
 

3、まとめ

上では、「ショートカットの人は特にこまめな手入れが必要だ」としましたが、「髪の毛自体の美しさ」を保つこともまた、美容部員にとって重要な仕事のうちの一つです。毎日洗髪を行うことはもちろんのこと、保湿ケアを髪の毛に対してもしっかりと行い、枝毛や切れ毛のない髪の毛を保たなければなりません。ホームケアを行うことは当然として、美容院でのケアも必要です。
 
お客様が商品を選ぶ時、場合によっては「商品それ自体」を見ている時間よりも、美容部員と接している時間の方が長くなることも多くあります。美容部員の人柄や腕を信頼し、美容部員に勧められた化粧品をセットで買うということもあります。
 
自分の言葉や自社ブランドの商品に説得力を与えるためには、「顔のメイク」はもとより、「美しい髪と、ブランドイメージにあった髪型」を作り上げることも大切なのです。